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第35回全日本カバデイ選手権に参加してきました

  • 執筆者の写真: 次郎 渡辺
    次郎 渡辺
  • 4 日前
  • 読了時間: 4分

更新日:2 日前

2025年11月29日(土)〜30日(日)の二日間にわたって国立オリンピック記念青少年総合センターで第35回全日本カバディ選手権が開催されました。

ジャガーノートカバディクラブからはAチーム「ジャガーノート」と、若手・新人中心のBチーム「ヴァンガード」の2チームが出場しました。


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全日本カバディ選手権男子トーナメント表
全日本カバディ選手権男子トーナメント表

ジャガーノートとヴァンガードは共に右上のブロック、人呼んで「死の山」に配置されました。東日本選手権、関東カバディリーグを連覇した今大会優勝候補でもある「Babylon Breakers」を筆頭に、「百足」「MAD GUILD」「赤スパッツ軍団」と、いずれも優勝してもおかしくない強豪ぞろいの山です。ジャガーノートの初戦「東京レイズ」も、今年の関東リーグで敗北した相手で、決して侮ることはできません。 正直に言えばこの山には入りたくありませんでしたが、優勝するならいずれにせよ強いチームと戦うことは避けられません。 倒さなければならない相手と早めに当たることができてラッキーだ、という気持ちで大会に臨みました。

「東京レイズ」戦は途中苦しい場面もありましたが、34-24でなんとか勝利。ジャガーノートは2回戦に進むことができました。

続いてBチーム「ヴァンガード」と、「赤スパッツ軍団」の試合が行われました。 「赤スパッツ軍団」はそのユーモラスな名前に似合わず日本代表強化指定選手、元強化指定選手がそのほとんどを占める強豪チームです。他にも本場インドでカバディをプレーしていた選手もおり、今大会でも屈指の破壊力を持ったチームと言えるでしょう。 試合は序盤こそ競り合ったものの、ジリジリと差が開き、最終的には20-52という大差で「赤スパッツ軍団」に敗北してしましました。 そんな中でも若手選手が躍動する姿を見せるなど、今後のジャガーノートに明るい展望を持てる試合内容でした。


2回戦に進んだ「ジャガーノート」の対戦相手は、東日本選手権、関東リーグと連覇を達成し、今大会でもAKSと並んで優勝候補と目されている「Babylon Breakers」でした。複数名の強化指定選手を抱え、組織力の高さでは抜きん出た存在です。 「ジャガーノート」は今まで何度か「Babylon Breakers」と対戦していますが、一度として勝てたことはありません。常にその厚い壁に弾き返され、苦杯を飲まされてきました。 同時に、「Babylon Breakers」の高い組織力には常に尊敬の念を抱いていました。チームを構築する上でのよき手本であり、だからこそ絶対に越えなければならない相手、それが「Babylon Breakers」だったのです。 試合は前半からロースコアで進み、前半が終わった時点での点差はわずか1点。まだどちらか勝つか分からない状況でした。後半も一進一退の攻防が続きましたが、ラスト3分を切ったところでの「Do or Dieレイド」(レイダーは必ず得点しなければならない)での2得点レイドと、その直後のアンティ得点によって「Babylon Breakers」を突き放し、最終得点23-20で「ジャガーノート」が勝利しました。これにより、「ジャガーノート」はベスト8に進出。

ずっと弾き返されていた壁をついに乗り越え、新しいステージに登れたと感じた価値ある勝利でした。


二日目はこちらも強豪「MAD GUILD」を激戦の末に下して勝ち上がった「百足」が「赤スパッツ軍団」と対戦。この試合の勝者が「ジャガーノート」の対戦相手になります。 大激戦となったこの試合を「赤スパッツ軍団」が制し、「ジャガーノート」と準々決勝で対戦することになりました。

序盤は互角に展開するかに見えた試合でしたが、「ジャガーノート」の主要レイダーの一人が「Babylon Breakers」戦で負傷し欠場していたこともあり、レイド力の差が明暗を分ける試合になりました。相手のレイダーの馬力に押し負けて大量失点するシーンも多く、最終的には34-18で敗戦。組織力を超えた先にある「個の力」の重要性を感じさせる結果となりました。


今大会はジャガーノートカバディクラブが設立してから3度目の全日本選手権でした。 3年で優勝を狙えるチームを作る、という目標を掲げて臨んだ3年目。 目標を達成できなかったことに対する無念さはあるものの、素晴らしい戦いを見せてくれた選手たちを誇らしく思います。 ジャガーノートカバディクラブのチームビルディングは試行錯誤の連続でした。 これからもそれは続くでしょう。 今回の大会で開いた扉のその先に行くために、ジャガーノートカバディクラブは歩き続けます。


最後になりますが、対戦してくださったチームの皆様、大会の運営に関わってくださった皆様、そして大会で応援してくださったたくさんの皆様、本当にありがとうございました。


Keep Pushing, 前へ。


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第35回全日本カバディ選手権 最終結果 男子の部 優勝  Abhijit Kabaddi Sanga(AKS)

準優勝 赤スパッツ軍団

第3位 JimO`b A.K.Aichi


女子の部

優勝  摩耶

準優勝 Akatsuki

第3位 コイワイ613 ジャガーノートカバディクラブ 戦績

ジャガーノート

1回戦  ○34 ジャガーノート - 東京レイズ 24●

2回戦  ○23 ジャガーノート - Babylon Breakers 20● 準々決勝 ●18 ジャガーノート - 赤スパッツ軍団 34○

(ベスト8)


ヴァンガード

1回戦  ●20 ヴァンガード - 赤スパッツ軍団 52○

(初戦敗退)




 
 
 

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